アーチ結婚相談室

木村さんのところでお世話になって2年が経って、そろそろお見合いにも疲れてきたかな？と思っていた頃に彼とお見合いをしました。

最初から飾らない彼の人柄に、私は自然に心惹かれていきました。彼に決めたのはとても自然な気持ちの流れのような気がします。

何か決め手があったわけではなく、一緒に居てお互い自然体でいられて、朝から一緒に居ても気疲れせずに済むとか、車に乗っていて沈黙が続いても気にならないとか・・・・。

お互い結婚は意識していましたが、なかなか彼がはっきりとした言葉でプロポーズをしてくれませんでした。

そんな時、木村さんに言われて彼のご両親に一筆添えて『贈り物』をしました。ご実家に泊まらせていただき、ごちそうになっていたのに、私は何のお礼もしていませんでした。贈り物効果は絶大で、届いたその日に彼のお母さんからお電話をいただきました。

私は、隠し立てせず、「息子さんとの結婚を考えているが、なかなか彼がはっきりと言ってくれない」と、お母さんに相談しました。お母さんは、「お互い色々話し合って気持ちをぶつけることが大切」と背中を押して下さいました。

そして、お母さんは彼にも即電話でその事を言ってくださり、彼と私の間の誤解が解け、晴れてプロポーズをしていただきました。

新しく家族になるかもしれないお相手の両親とは、気を使いすぎかな？と思うくらいでちょうどなのかしれないですね。そして、彼と私はわかってくれているだろうとお互いに思い込んでいて気持ちがすれ違って誤解を生んでいました。

良いことも悪いことも言葉にしてしっかり伝えることが大切です。「これからは気持ちを言葉にして伝え合おうね」と彼と約束しました。

先日彼を見てふと「愛おしい気持ち」がこみ上げてきました。これからは何があっても私が支えてあげるからね、と。

こんな気持ちにさせくれてありがとう。木村さんに出会えて良かった、お見合いして良かった、あきらめなくてよかった、彼の両親と私の両親、大切に育ててくれてありがとう！

今まで私たちに関わって下さった方々がいて、今の私たちがあります。全てに感謝です。

そして、今度会うときに、彼にこの気持ちを伝えます。

2011年11月17日　T子